弊社 脱臭設備は様々な分野で活用されている技術を 応用または コラボレートさせて頂いております。 脱臭設備という分野において 当社の技術のみでの完成など
ありえないと思っております。

弊社の脱臭装置は電気設備事業部において 溶剤回収再燃料型直燃式脱臭装置の自動制御から 始まっております。直燃方式は非常に効果的ではあります。

その反面 初期コストが非常に高く燃料費も非常に高価であります。 以前 某メーカーが製作した直燃式脱臭装置がメンテナンス不足で爆発するという事故が
発生致しました。

某工場では塗装後の気化された溶剤と乾燥炉から排出される アルデヒドなどを混合させ再度、直燃式の燃料に使うという方式でした。 溶剤を大量に貯蔵する工場での
爆発事故となりますと並大抵ではございません。

この事故と高い燃料費を目の当たりにした時、直燃に対する疑問が生まれました。 塗装プラントには直燃は使用できるが 他の業種には不向きではないかと
思うようになりました。

その当時は脱臭と言えば必ず直燃式を推し進めるメーカーが沢山ございました。 御客様との御話で「もっと手軽で安全な脱臭はないか?」との御要望を頂戴いたしました。
しかし 時代は直燃式脱臭装置がメインの時代背景です。 当社のような弱小企業が吸着方を押し進めていくには並大抵のことではございません。

弊社が御提案させて頂いたのは 吸着脱臭方式です。 ただ 活性炭を使うと基本的には産業廃棄物を増加させてしいます。
世の中はリサイクルの時代でございます。
弊社が社内で推し進めておりました、再生できる吸着剤[セラルファ]のモニターとなって 頂きました。 当時モニターさせて頂いた企業様は3社。 ゴム加工工場からの
硫化水素排出 FRP加工工場からのスチレン排出 塗装後の乾燥炉からのアルデヒド排出 からのスタートでした。

当初は吸着剤を提供させて頂き 各社様でモニター頂きました。 吸着力は非常に高く 絶賛される評価をいただいたのですが あくまで生成されたガスのみ
対応できるという状態でした。

基本的に排出されるガスは スチレンを多く含んだ ガスであり 硫化水素を多く含んだガス いわゆる複合ガスが排出されます。 そこで当社の前処理装置などを
すべて含んだ セラルファ脱臭装置試験機を各工場に 設置 モニタリングして頂き 効果を確かめて頂きました。

某ゴム工場においては近隣住民様からの御依頼で市議会議員さんを含む住民様も御確認に 足を運んで頂けました。 今現在の セラルファ脱臭装置はすでに
バージョン10まで進化しております。 当社の真似をされている業者様もまれにはございます。 ただ 本物は一つでございます。
当社のモットーである「実績が実力」 毎日のようにメンテナンス&実証データ収集を繰り返しております。
当然 当社の技術のみではなく 全国から良い材料や良い薬剤などをセラルファ脱臭装置に 採用して頂けませんか?との声とサンプルを頂いて 
実証させて頂いております。

ブログでも当社の日々を記述しております

当社がブログというものを利用して作業を公開する必要があるかを 考えたことがあります。
ひた隠しにするのではなく 本当に作業している、本当に物を交換している、本当に悪臭対策を考えている、
これは ホームページの 「買って下さい」という広告だけでは脱臭事業には信頼関係が生まれないのが
弊社においても理解できるからです。弊社は物売りだけではございません。
この手のビジネスは眉唾での業者も少なくありません。このブログがたくさんの方が閲覧されるとは
思いませんが 近隣住民の 御一人でも見ていただいて 「ちゃんとやってるな!」 と御安心頂けたらと思います

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